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オフィスの床材でなぜタイルカーペットが多く採用されていると思いますか?



タイルカーペットとは、40×40cmまたは50×50cmの正方形のカーペット。
その小さな正方形のカーペットを、同色または色々な色を組み合わせたりして、床に敷いて使う床材です。

まず、オフィスの多くでなぜタイルカーペットが選ばれているかご説明しましょう。

1.扱いやすい
1枚あたりは軽量なので、汚れ・ヘタリが気になったらその部分を剥がし替えてしまえばいいのです!
誰でもすぐに取り外しでき、汚れたりほつれたりしても、ものの数分でだれでも交換可能。

2.求めやすい
部分的な張替なら少量で済むためコストを抑えるこができます。

3.合わせやすい
様々な色・デザインのタイルカーペットを組み合わせたり、同じタイルカーペットでも柄の向きを変えて貼り合わせることができます。

たとえば、タイルカーペットはカラーバリエーションが豊富なので、3色あれば並べ方を変えることで様々なデザインを楽しむことができますよ。

4.騒音を軽減する
カーペットを敷くと床に伝わる衝撃を吸収するため、騒音を軽減します。
また、足音や椅子を移動させる音や床に荷物を下ろす音も和らげたりします。

5.ほこりの飛散を防ぐ
オフィスがフローリングの場合、歩くたびにほこりが舞いますが、カーペットはほこりが舞い上がるのを防ぐ役割があります。


では、同じタイルカーペットでも住宅用があります。
今ご紹介したオフィスで使うタイルカーペットと住宅用では何が違うのでしょうか!?

それは、耐久性の違いです。

「家庭用」と明記されたものは、家族が日常的に使用するレベル。
人の肌に触れることを前提に作られているため、やわらかい素材のものが多いです。

業務用はオフィスやホテルなどの床に敷くことを想定しているので、土足や台車の移動に耐えられるように硬めのパイルで作られています。
業務用の中でも「中歩行用」と呼ばれるタイルカーペットは、会議室やオフィスなどの人の歩行があまりない場所用。
「重歩行用」と呼ばれるタイルカーペットは、会社の廊下やショッピングセンターの通路など人通りの多い場所に適しています。

ということは、読んでわかる通り日常で使用するレベルのタイルカーペットをオフィスで使ったら長持ちはしない。ということです。

ここで少しタイルカーペットの枚数が自分たちのオフィスで何枚必要になるか計算してみませんか?
オフィスの床にタイルカーペットを敷くのには、かなりの枚数が必要になるかと思います。
購入予算を想定するのに、必要な枚数の算出方法を覚えておくと安心です。

例えば50cm四方のタイルカーペットを使用するときは、1㎡あたり4枚のカーペットが必要です。
70㎡のオフィスにカーペットを敷こうとすると、70㎡x4枚=280枚となります。
さらに、柱や端の部分をカットする際に、余りやカットミスが5~10%ほど発生するため、予備を含め10%多く見積もると、
280枚×1.1=308枚が必要と分かるのです。
もし、この時点で小数点以下の枚数があれば、繰り上げて数えましょう。

出た枚数、重歩行にするか中歩行にするか。
これだけの情報がそろえばおのずと予算が見えやすいのもタイルカーペットの一つの特徴かなと思います。

最後に、最近は自然を感じる心地よいオフィスつくりが流行っているらしいですよ。

木目や石目柄の塩ビタイルとタイルカーペットを組み合わせて自然のイメージを演出できる空間作りとかいかがでしょうか。