ほとんどの学校では床を掃除しやすいように、表面がツルツルしたリノリウムやフローリングが使われているかと思います。
ただし、パソコンやプロジェクターなど電子機器が多いコンピュータールームはどうでしょう。
配線が多いと足を引っかけたり、ほこりが溜まりやすくお手入れがしにくいですよね。
そこで床を2重にして配線を床の下に収納するOAフロアを取り入れる学校が多いと思います。
OAフロアがむき出しだと配線用の穴が開いてお手入れが大変かつ見た目がかっこ悪いですよね。
そのOAフロアの上に敷く、おススメのタイルカーペットとフロアタイルを紹介します!
工具を使わずDIY初心者の方でも扱いやすい商品もありますので、参考にしてみてください!
OAフロアとは
パソコンや電子機器が多く配線が密集しがちなコンピュータールームですが、配線が絡まって掃除がしにくく、ほこりが溜まると火災につながるかもしれません。
そこで配線を床下に収納できるよう二重床にするOAフロアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ケーブルが出しやすいよう小さな穴が開いているので、机や教卓のぎりぎりまで配線を収納でき、足が引っ掛かる不安が解消されます。
また配線も床下にきれいに整頓ができるので点検もしやすく、タコ線から辿ってパソコンを探す手間も省けます。
見た目がすっきりするとお手入れがしやすく、手軽に安心・安全な環境をキープできます。
タイルカーペット
OAフロアを使って二重床の上に、サイズの大きい床シートを敷くと配線の点検や移動の際に床を剥がす範囲が大きく、手間がかかりますよね。
そこでタイルカーペットを使うと、大きさが50㎝角と扱いやすく剥がす面積も少なくなるので、手軽に配線の確認ができます。
通常は接着剤を使っての施工がおススメですが、裏面にすでにノリがついている商品もありますので置くだけで簡単に施工が出来ます。
カッターで簡単にカットが出来ますが、サイズが若干大きい場合でも指先で押し込むと馴染むのでDIY初心者の方が挑戦しやすい床材です。
静電気が多いと指先がピリッとしますが、そのままパソコンやタブレットなど電子機器と触れると誤作動や故障の原因になるかもしれません。
タイルカーペットは人に溜まった静電気を地面(床)に逃がしてくれる制電性があるので、特にパソコン室におススメです。
多くの学生が使う中で持ち込まれるほこりや汚れが気になるかと思います。
タイルカーペットは汚れが残りにくい加工が施されているので綺麗な見た目を長期間キープできますが、特に汚れが酷い場合でも張り替えやすい金額もタイルカーペットが人気な理由の1つです。
プロが勧めるタイルカーペット
東リ GA100
タオルカーペットは種類が豊富で、学校に合う商品を見つけるのが大変かと思います。
そこで文教施設教会から学校施設に必要な項目をクリアして認められた、ロングセラーのGA100をお勧めします!
タイルカーペットの繊維部分にはポリプロピレンやウールなど使われますが、GA100は他の材質に比べて耐久性に優れているナイロンが使われているので通行量の多い学校でも同じ見た目を長い間キープできます。
置敷きフロアタイル
最新のオフィスやカフェではタイルカーペットではなく、木目や石目のおしゃれな柄の置き敷きビニル床タイルが人気です。
通常床材は2~3㎜と薄く、下地の凸凹が目立ちやすいですが、置き敷きフロアタイルは5㎜厚いのでOAフロアの段差や隙間をカバーして気になりくいです。
こちらも剥がしやすいサイズなので扱いやすいですが、タイルカーペットと同じ厚みなので段差を感じずに組み合わせることもできます。
靴と床の摩擦で発生する静電気を発生しにくく、静電気が発生しても床にすぐ流れるよう帯電機能が備わっているので、静電気障害を防止しパソコンルームにぴったりです!
繊維のタイルカーペットに比べて、フロアタイルは表面がツルツルしているのでモップ掛けがしやすいですが、汚れが付きにくく取れやすいワックスフリー加工が施されているので水拭きでさっと汚れを取り除けます。
置き敷きフロアタイルは接着施工が必要ですが、タイルカーペットと同じ剥がしやすい接着剤をローラーやハケで塗って並べるだけなので気軽に設置できます。
プロが勧めるフロアタイル
サンゲツ OTシリーズ
フロアタイルは天然素材に似た色味や表面のざらつきが特徴ですが、他の床材に比べて値段が若干高めです。
そこで価格を抑えつつ、デザイン性や機能性に優れたサンゲツのOTシリーズをお勧めします。
タイルカーペットと組み合わせて空間を仕切ることができるので、デスクスペースとディスカッションスペースが同じ部屋でもパーテンションは必要ありません
パソコンだけではなくプロジェクターを使って教えたり、プレゼンを練習する機会が多いと思います。
教室=大きな黒板のイメージが強いですが、プロジェクターで映像を移したりやプレゼンを発表したり、真っ白なスクリーンが必要な時があると思います。
大きなスクリーンの場合、天井が重さを支えれるか調べたり、電気の位置によっては取り付けが難しい場合があります。
そこで壁に映し出せるよう、プロジェクター投影に向けた壁紙に変えてみてはいかがでしょうか。
プロジェクターが見やすい様にカーテンを閉めて部屋を暗くすると思います。
ただカーテンはほこりが溜まりやすく、カーテン下の床やカーテン自体のお手入れが大変かと思います。
そこで使わないときにはさっと収納できるロールスクリーンはいかがでしょうか。
カーテンレールに付属品を付けるだけで簡単に取り付けが出来ますので、サイズを測ってでポチっとネット注文できるので簡単にアレンジができます。
いかがでしたでしょうか。
古くて居心地の悪いパソコン室も、目に入りやすい床を変えるだけで気持ちよく授業に取り込みやすい環境に変われます!
夏休みや冬休みなどちょっとした期間でお手軽に張り替えできるので先生方で挑戦してみてはいかがでしょうか。
種類が豊富なので幼稚園から大学までそれぞれ雰囲気に合った床材がきっと見つかるはずです!
大量注文の場合、お値引きも可能なのでご連絡をお待ちしております。





