「タイルカーペットって自分たちで貼れるの?」
オフィスの床を変えたい方から、よくこう聞かれます。
答えはとてもシンプルで、タイルカーペットは床材の中で一番DIYしやすいです。

床につけた接着剤の上に1枚ずつ置くだけで扱いやすく、カッターとメジャーがあれば十分。
職人さんが使うような専門工具をわざわざ用意しなくても大丈夫です。
また、貼ったところがズレてしまっても、その1枚だけ入れ替えてやり直せるので全部やり直しになるという心配もありません。
はじめて床の貼り替え(DIY)に挑戦する方でも、安心して進められるのが、タイルカーペットのいちばんの良さです。
「簡単なのはわかったけど、どう貼ればいいの?」
多くの人が気になるのはここですよね。
ここからはタイルカーペットの貼り方のコツをやさしく紹介します。
目次
貼り方|真ん中からが正解、端からはNG
タイルカーペットを貼るとき、失敗しやすいのが
最初に壁の端から貼り始めてしまうことです。
オフィスの部屋は一見まっすぐに見えても、
壁が少し曲がっていたり、わずかに台形になっていることがよくあります。
そのゆがみに合わせてタイルを並べていくと、最初は気づかない小さなズレが、最後のほうではラインが合わず歪んだように仕上がります。
そこで大事なのが、
「部屋の真ん中から貼り始める」というやり方。
まず、部屋の中心を決めて写真のように十字にタイルカーペットを伸ばすように置きます。
そこを起点にタイルカーペットを並べ、広げていくことで壁のゆがみに影響されることなく、タイル同士の角もそろいやすく自然とまっすぐ貼れます。
最後に、壁ぎわのタイルカーペットだけ幅を合わせてカッターで切れば完成です。

※この貼り方は、プロも実際に使う基本のやり方です。
貼り方のパターン(流し貼りと市松貼り)
タイルカーペットの裏面には矢印があり、これがタイルの「向き」を示しています。
この向きをそろえるか、変えるかで同じ色でも仕上がりの見え方が変わります。
流し貼り(矢印をそろえる貼り方)
矢印をすべて同じ方向にそろえて貼る方法です。

表面の毛の流れ(パイルの向き)が揃うので、見た目がすっきりした仕上がりになります。
※ただし、一部の商品は流し貼りに対応していないため、購入前に「流し貼り可」か確認が必要です。
流し貼り|施工写真
市松貼り(矢印を90°ずつ変える貼り方)
タイルカーペットの向きを90度ずつ交互に変えて貼る方法です。

光の当たり方が一枚ごとに変わるので無地でも単調にならずチェッカー模様のような仕上がりになります。
継ぎ目が消えるのではなく、光の方向でラインが見える・見えないが交互になり模様のように仕上がりになります。
市松貼り|施工写真
タイルカーペットの種類紹介
タイルカーペットは「貼りやすい」だけではありません。
最近の製品は、ひと目で、よくある事務所の床じゃないと分かるデザインが増えています。

無地のシンプルなタイプはもちろん、
光の当たり方で軽く陰影が出るもの、
細かなニュアンス柄で表情をつけたもの、
あえて凹凸を感じるようなタイプとさまざまなのに同じ色でも見た目がまったく違います。
また、厚みやパイルの長さが少し違うだけで、ホテルのような落ち着きにも、海外オフィスのようなラフな印象にも寄せられます。

サイズも一般的な50cm角だけじゃなく、長方形や大判サイズもあり、組み合わせ方によってよりデザイン性のある床にできます。
「うちでもこんな雰囲気にになるんだ」と驚く人が多いのは、この自由度があるからです。
タイルカーペットは、もう事務所っぽい床というイメージに縛られません。
今どきのデザインを選べば、貼るだけでオフィス全体の印象は大きく変わります。
おすすめ:オフィスでよく選ばれるタイプ
ここまでで、タイルカーペットにはたくさんのタイプがあることが伝わったと思います。
貼り替えるだけでオフィスの空気がふっと明るくなったり、
落ち着いた印象になったりと、全体の見え方も大きく変わります。
とはいえ、種類が多いと「どれを選べばいいの?」と迷いやすいので、ここからは
オフィスでよく使われていて、仕上がりがきれいに見えやすいタイプをいくつか紹介します。
どれも、自分たちで貼っても、まとまりやすく扱いやすいものだけをピックアップしています。
裏面糊付きタイルカーペット

糊を付けるのだって初めてでは分からないものです。
でもそれも自分たちでしなくてよければ?
そう、初めから置いていくだけなんです。
糊付きタイルカーペットは初心者さんにはとてもおすすめです。
東リ GA100シリーズのタイルカーペット

タイルカーペットといえば東リ。
そしてまず名前が挙がるのが、この GA100シリーズ です。
定番中の定番で、結局ここが一番安心・東リがいいとプロからも指名されるタイルカーペットシリーズです。
サンゲツ NT700シリーズのタイルカーペット

サンゲツはもともと壁紙・床材メーカーとして幅広い商品を持ってるけど、NT700はサンゲツがオフィスのために力を入れたシリーズです。
見た目がキレイなのはもちろん、耐久性・貼りやすさなどもしっかり考えられたタイルカーペットシリーズです。
おまけで一つだけ。
最近は、タイルカーペットと置き敷きフロアタイルを組み合わせて場所ごとに分ける(ゾーニング)するオフィスも増えています。

歩行ラインと執務エリアを分けたり、来客スペースだけ印象を変えるなど、タイルカーペットとの相性の良い組み合わせ方です。
最後に
タイルカーペットは、自分たちで貼れる手軽さと選ぶ楽しさの両方があります。
もし、まだどれにしようと迷っている段階なら、
まずはタイルカーペット選びから始めてみませんか?
希望の色や柄、先に必要枚数の計算などきっと初めては不安だと思います。
大丈夫です。そのために私たちがいます。
一緒に話をしながら決めていったり、サンプルを手配してみたり。
お手伝いできることはたくさんあると思うので、迷ったらこの読みものを書いた人に代わってとお電話いただいても大丈夫です。ほんとに。
お気軽にご相談いただけるのを楽しみに待ってます。