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防滑シートって、何がすごい床なの?

開放廊下や共用部で使われる防滑性ビニル床シート(ノンスキッド)と聞くと、
「滑りにくい床なんでしょ?」だいたいそんなイメージだと思います。

もちろん間違ってはいません。
ただ、防滑シートが想定している「滑りにくさ」はもっと現場寄りの考え方なんです。

防滑性

乾いている時に滑らない床って、正直に言うとそれは普通の床なんですよね。

エントランスや廊下って、雨で濡れたり、砂やホコリが入ったり靴底が汚れたまま人が通ったりします。

マンションの共用廊下

防滑シートは、そういう状態でも滑りにくいことを前提に作られています。

だからこそ、防滑性があると言える床なんです。

耐久性

マンションの廊下やエントランスって見た目よりずっと過酷なんです。

毎日たくさんの人が通りますし、ベビーカーや台車・キャリーケースも当たり前です。
清掃の回数も多いですよね。

防滑シートは、削れる・摩耗する・表面が劣化する。
つまり、使い込まれる前提で耐久性を考えて作られています。

防水性・耐候性

防滑シートは、水がかかることも湿気があることも、直射日光を受けることも珍しくありません。

共用部の床

水を吸ってしまったり、日差しで性能が落ちてしまうようでは長く使い続けられませんよね。

だから、防水性や耐候性も防滑シートにはちゃんと考えられています。

メンテナンス性

もうひとつ大事なのが、貼ったあとどう付き合えるかです。

防滑シートは、汚れたらすぐ張り替えようという床ではありません。

日常の掃除で汚れが落としやすいか。
清掃を続けても性能が保てるか。

床の清掃

こうしたメンテナンス性が長く使ううえで効いてきます。

防滑シート、実はメーカーもいろいろあります

防滑シートといえばタキロン。
このイメージ、かなり強いですよね。

でも実は、防滑シートを扱うメーカーは他にもあります。

タキロンのタキストロンシリーズ
東リのNSシートシリーズ
サンゲツのノンスキッドシリーズ
ロンシールのロンマットシリーズ
タジマのビュージスタシリーズ

どのメーカーも、今話してきた防滑性・耐久性・防水性・耐候性・メンテナンス性。
このあたりは、きちんと考えられています。

じゃあ何が違うのかというと、基本は同じです。

でも特徴はちょっとずつ違います。
それが防滑シートの面白いところです。

次は、それぞれのメーカーがどんな特徴を持っているのか見ていきましょう。

防滑シートのメーカー別の違い

タキロン|タキストロン シリーズ

防滑シートを長く、当たり前に使われ続ける床として作り続けてきたメーカーです。

50年以上の実績があり、これまでに出荷されたシートをすべてつなげると
地球1.5周分を超える長さになると言われています。

防滑シートの施工例

商品の特徴は、表面の色柄層が厚い構造のため摩耗しても見た目の変化が出にくいことです。
10年、15年と使われることを前提にした耐久性・耐候性を重視したつくりになっています。

「まずは信頼できる防滑シートを選びたい」そう考えたときにおすすめです。

これは少し余談になりますが
以前、別のメーカーの防滑シートの見本帳が新しくなったときに、
こんな話を聞いたことがあります。

「タキロンの防滑シートって、実は柔らかいんですよ」
そう教えてもらいました。

正直に言うと、私自身がタキロンの防滑シートを施工した経験はありません。
なので、施工しやすいですと断定することはできません。

ただ、話を聞いていて思ったのは、硬くて曲げにくいシートより柔らかくて扱いやすいシートのほうが施工する人にとっては助かる場面が多いんじゃないかといういうことです。

床材の質感

防滑シートは、一度貼ったら簡単に剥がすものではありません。
だからこそ、施工時にどう扱えるかは選ばれる理由のひとつになっていても不思議じゃありません。

防滑シートを考えるときに、防滑性や耐久性だけでなく素材の硬さ・柔らかさという視点もあります。
それは、知っておいて損はないと思います。

タキロンの防滑シート一覧を見る

東リ| NSシート シリーズ

防滑シートには、実は同等クラスと呼ばれる製品群があります。
メーカーごとにシリーズ名は違いますが求められる防滑性や耐久性といった基本性能は、ほぼ同じ土俵に立っている製品たちです。

たとえば、東リの NS800。
サンゲツならノンスキッドPX、タキロンならQAといったシリーズがこのクラスにあたります。

じゃあ、その中で東リのNS800はどうなのか。

防滑シートの床

正直に言うと、機能面で「ここだけが特別に違う」というわけではありません。
防滑性・耐久性・メンテナンス性。
このクラスに求められる性能は、どのメーカーもきちんと押さえています。

それでも、同等品を並べて見ていくと価格とのバランスという点で、東リはかなり強いです。

同じ土俵の中で見ると、NS800はコストパフォーマンスがとてもいいです。
価格面を重視するなら、現実的に選びやすい一枚だと思います。

そしてもうひとつ。
これはあくまで私の感覚ですが、防滑シートの中で一番デザイン性が高いメーカーは?
と聞かれたら、私は東リと答えます。

共用部の床

防滑シートは、安全性が最優先です。
だから見た目は後回しになりがちですが、東リは、その中でも意匠性をきちんと考えています。

柄の出方や色味、敷いたときのなじみ方。
「防滑シートだから仕方ない」で終わらせず、できる限りきれいに見せようとしている印象があります。

エントランスや共用廊下は、毎日人の目に触れる場所です。
だからこそ、滑りにくさだけでなく、見た目も大事にしたいという現場には東リがしっくりきます。

同等品の中で見たときのコストパフォーマンスの良さと、防滑シートの中では頭ひとつ抜けたデザイン性。
この2つを合わせて考えると、東リのNS800はとてもバランスのいい選択だと思います。

東リの防滑シート 一覧を見る

サンゲツ| ノンスキッド シリーズ

サンゲツの防滑シートは、滑りにくければOKで終わらせない考え方が特徴です。

たとえば、床に使うノンスキッドと、階段用のノンスキッド・ステップ。

これまでの同柄・同色でそろえられる種類は無難な柄ばかりでしたが、ついにウッドパターンやストーンパターンも追加されました。

共用部の階段

つまり、床から階段まで見た目をきれいにつなげられます。

エントランスや共用部って、床と階段が同時に目に入る場所が多いですよね。
そこがちぐはぐだと、意外と雑な印象になりやすいです。

サンゲツは、防滑性能を前提にしながら統一感もきちんと考えています。
安全対策は必要。でも見た目も妥協したくない。
そんなときに、しっくりくる防滑シートです。

サンゲツの防滑シート(ノンスキッド) 一覧を見る

ロンシール| ロンマット シリーズ

ロンシールには、一見するとフラットなのに、ちゃんと滑りにくいフラット防滑タイプの床材があります。

防滑床材って聞くと、どうしても「表面がザラザラしてる床」を想像しがちですよね。

凹凸をつけて摩擦を出す。
これが、いちばん分かりやすい防滑です。

でも、ロンシールのフラット防滑は少し違います。

表面はかなりフラットです。
それでも滑りにくさを出せるように、素材そのものに工夫を入れています。

公式サイトでも「表面が平滑でも防滑性を出せる特許技術」として紹介されている部分です。

床材の表面

フラットだからこそ、汚れが溜まりにくくて、掃除がラクです。
エンボスにゴミが引っかかって・・というストレスも出にくいです。

それに、車椅子やベビーカー、台車なんかも引っかかりを感じにくく動かしやすいです。

もうひとつ大きいのが、使い続けたときの変化が出にくいところです。

凹凸で止めるタイプだと、その凹凸が削れて「あれ?前より滑りやすくなった?」と感じることがあります。
フラット防滑は、そういう劣化の仕方をしにくいです。

「防滑=とにかくザラザラ」じゃない選択肢がある、というのがこのフラット防滑のいちばん面白いところだと思います。

ロンシールの防滑シート 一覧を見る

タジマ| ビュージスタ シリーズ

タジマの防滑シートは、「どれが一番すごいか」よりも現場の使われ方にどう合わせるかという考え方が特徴です。

エントランスや開放廊下って、実は条件がかなりバラバラなんです。

歩きやすさが気になる場所もあれば、毎日の清掃をラクにしたい場所もあります。
足音や響き方が問題になるケースだって少なくありません。

タジマは、防滑シートを一種類でまとめるのではなく、そうした現場の悩みを起点にして使い方に合わせて選べる方向を取っています。

共用廊下の床

だから、滑りにくさだけを前に出しすぎません。
歩いたときに重たくなりすぎません。
掃除のたびにストレスが増えません。

「ここ、意外と助かるな」使い続けてから、そう感じるポイントがきちんと残ります。

強く主張はしないけれど、あとから困りにくいです。
使い方に合わせた安心感を求めるなら、タジマは、静かに頼りになるメーカーだと思います。

タジマの防滑シート 一覧を見る

気になったら、まずは触ってみてください

防滑シートは、性能差よりも踏んだときの感覚で向き・不向きが分かれる床材です。

表面のザラつき。シートの硬さ。実際に歩いたときの感覚。
ここは、カタログや写真では伝わりにくく、触ってみないと判断しにくい部分です。

サンプルを手に取ると、「思ってたより硬いな」「これはイメージに近いかも」そんな違いが一気に伝わってきます。
もし今、エントランスや廊下の床を考えているなら、無料サンプルで確かめるところから始めてみてはいかがでしょうか。

「この場合はどうだろう?」「もう少し詳しく聞きたい」そんなときは、いつでも相談してください。