建物の中には、使われる場所によって「壁や天井を燃えにくい材料で仕上げなければならない」ケースがあります。

これは、人が多く集まる建物や火災リスクが高い空間で必要になるもので、
どの程度燃えにくい材料で仕上げるべきかを区分したものが内装材の「不燃」「準不燃」「難燃」の3種類です。
不燃・準不燃・難燃の違い
■ 不燃(20分)
最も燃えにくく、火を当てても延焼しにくい。
→ 商業施設・病院・地下街・大空間などで使われる。
■ 準不燃(10分)
不燃ほどではないが、一定時間燃え広がりにくい。
→ 中規模施設や部分的な仕上げに使われる。
■ 難燃(5分)
最低限の燃えにくさを確保。主に住宅や軽用途向け。
ここから解説する「不燃壁紙」は、この中でも最も厳しい不燃に分類される壁紙です。
目次
不燃壁紙とは
不燃壁紙は、壁紙そのものが不燃になるわけではありません。
国が認定した「不燃下地 × 壁紙」
この組み合わせによって初めて、不燃として使える壁紙のことです。
例えば、
石膏ボード(不燃材)+不燃壁紙 → OK
コンクリート + 不燃壁紙 → OK
ベニヤ板+不燃壁紙 → NG
壁紙単体を貼っても不燃にならない。
ここがもっとも誤解されやすいポイントです。
どんな場所で不燃壁紙が必要になるのか
不燃壁紙を選ぶ必要があるのは、建物の中でも火災リスクが高い場所や多くの人が集まる場所です。
主に、商業施設・店舗・病院・クリニックなどで、500㎡をこえる大きな場所、もしくは地下街。
意外な場所では、11階以上の共同住宅もあります。
この条件に当てはまると、壁・天井の仕上げを不燃にする決まりがあるため、不燃壁紙が必要になります。
不燃壁紙の選び方
不燃壁紙を選ぶときは、必ず不燃として認められる「壁紙+下地の組み合わせ」になっているか。
ここを確認することが最重要です。
また、各メーカーは不燃壁紙だけをまとめた専用カタログを用意しています。
不燃区分が必要な工事なら、まずはこの不燃認定カタログから探してみてください。
不燃認定壁紙のカタログ(メーカー別)
サンゲツ|FAITH

ついこの間切り替わったばっかりの新しい見本帳です。
プロのこだわりにも、一般的な使いやすさにも応えられるよう、幅広いデザインの不燃認定壁紙がそろってます。
リリカラ|Will

オ フ ィ ス 、ホ テ ル 、店 舗 等 、新 築 ・リ ニ ュ ーア ル物件など 、あらゆる場面で活用できるようにスタンダードな壁紙が揃ってます。
東リ|デコパワー

DECOPOWERは、厚みがあり施工性の良い商品を厳選しているようです。
店舗などのリニューアル物件におすすめです。
最後に
理解できた!じゃあ不燃壁紙を探そうと今思った方。
サンプルもご案内できます。
この壁紙を打ち合わせで使いたいんだけど、といった相談もちろん大丈夫です。
ぜひ役立ててください。
その他、不明点があれば都度私たちも確認します、お気軽にワコードープロまでご相談ください。