プロが勧める！タイルカーペットのサイズ

最終更新日：2025.11.07

オフィスや店舗でよく使われるタイルカーペット。

デザインのバリエーションが豊富で、汚れた部分だけを取り替えられる便利な床材ですが、

「どのサイズを選べばいいの？」「何枚必要になるの？」といったお悩みをよく聞きます。

タイルカーペットは種類が多く、使う場所に合ったサイズを知りたいですよね。

実は、タイルカーペットはサイズさえ分かれば、計算が簡単で、必要な枚数がすぐわかります。

そこでプロがそれぞれのサイズの特徴やおススメ商品をご紹介します。

基本の50㎝角

国内大手メーカーの東リをはじめ、ほとんどのメーカーが50㎝角のタイルカーペットを扱っています。

割合ではタイルカーペットの約95%が50㎝角なので定番サイズで色や柄の種類がとても多く、どんな場所にも合うデザインがきっと見つかります。

長年タイルカーペットが使われるオフィスやホテル、店舗などでは、同じサイズであればメーカーやシリーズが違っても貼り変えや模様変えがしやすいです。

また、必要枚数の計算が簡単で、50㎝角をお勧めする理由の一つです。 1㎡あたり4枚が目安なので、たとえば50㎡なら約200枚、100㎡なら約400枚と簡単に計算できます。

「どのサイズを選べばいいか分からない…」
そんな時には、初めてでも失敗しにくい定番の50㎝角のタイルカーペットがおすすめです。

1m角のタイルカーペットは、大きなサイズならではの高級感があり、つなぎ目も少なく、おしゃれなデザインが映えます。

特にホテルやレストラン、サロンなど、お客様を迎える場所におすすめで、50cm角では出せない迫力や非日常感を演出します。

ただし、大きなサイズのため設置は少し手間がかかりますが、インパクトが大きく、人気なタイルカーペットのサイズです

海外の輸入タイルカーペットは、インチ（inch）基準でカットされているため、サイズは約61cm角と、国内で主流の50cm角より一回り大きくなります。

世界を旅するデザイナーが手掛けた輸入タイルカーペットは、日本でなかなか見ないおしゃれなデザインが多く、ホテルやショップ、カフェなどに取り入れると海外のようなおしゃれな空間になります。

必要枚数は、床面積 ÷ 1枚あたり0.37㎡（61cm角）＝合計枚数で計算します。

住宅向けには、一回り小さい40cm角のタイルカーペットが主流です。

コンパクトで扱いやすく、10枚で約1畳分と、計算がしやすいです。

裏面には吸着加工が施されているため、フローリングの上に置くだけでズレにくく、賃貸住宅でも安心して使える人気のタイルカーペットです。