防滑シート(ノンスキッド)は名前の通り「すべり」を「ふせぐ」シートです。
滑りにくさを求めるシーンは様々で、実は使用場所に合わせた機能性がたくさんあります。
今回は、防滑シートの使用場所と機能の違いに注目してご紹介します。
屋内で使える防滑シート
屋内で使用される防滑シートには下記のような種類があります。
屋内廊下用
マンションのエントランスや施設内の通路などに使用されるシートです。
シート表面のエンボス加工で、雨の日の屋内で土足で歩いても滑りにくくなっています。
静音タイプなど気になる歩行音を軽減するタイプがあります。
※機能性は製品によって異なります。詳しくは商品ページをご確認ください。
厨房用
給食センターや飲食店の厨房で使われるシートです。
台車の走行時にが振動しないように、また食品カスが詰まらないように、フラットな表面が好まれる厨房。
人や台車の重さがかかった時のみシートに埋め込まれた(骨材)が浮くことでグリップ性を発揮するなど、特殊な構造になっている製品が多いのが特徴的です。
また、衛生的な環境を保つ抗菌・防カビ機能や、耐熱などの厨房に適した機能があります。
※機能性は製品によって異なります。詳しくは商品ページをご確認ください。
浴室用
温浴施設や浴室のリフォームなどで使用されるシートです。
通常の防滑シートとはことなり、温水や素足でつかうことを考慮されています。
ヒートショックを防ぐ遮熱性や、転倒時のケガを防止するクッション性のある製品が人気です。
※機能性は製品によって異なります。詳しくは商品ページをご確認ください。
トイレ用
施設のトイレ等で使用されるシートです。
尿汚れにつよく、高い抗菌性や、消臭・防汚加工など清潔な環境を保つ機能があります。
※機能性は製品によって異なります。詳しくは商品ページをご確認ください。
屋外で使える防滑シート
屋外で使用される防滑シートには下記のような種類があります。
■マンションの通路・バルコニー向け防滑シート
バルコニー用の防滑シートには、【半屋外用】と【完全屋外対応】の製品があるため注意が必要です。
半屋外は屋根のある屋外に、完全屋外は屋上・バルコニーなど屋根のない屋外にも使用できます。
また、通路など幅の狭い場所に施工する事が多い為、通常の床シート(182㎝幅)よりも規格幅の狭い約135㎝や165㎝の製品が選べるようになっています。
半屋外
バルコニー用
屋根のあるバルコニーや開放廊下で使えるシートです。シート表面のエンボス加工で滑りを防ぎます。
雨天時の雨がかりに耐え、防カビ・抗菌機能などがあります。
※機能性は製品によって異なります。詳しくは商品ページをご確認ください。
完全屋外
ルーフバルコニー・バルコニー用
屋根のないルーフバルコニーにも使えるシートです。表面のエンボス加工で滑りを防ぎます。
半屋外用よりも紫外線や風雨により強く、対候性が高いため屋外用を半屋外に使用することも多いです。
シート表面の温度上昇を緩和する遮熱タイプや効率よく乾く水はけ性の高いものなどがあります。
※機能性は製品によって異なります。詳しくは商品ページをご確認ください。
プールサイド用
プールサイドのシートは、真夏の強い日差しの照り返しを受けてもプールと床面の差をしっかり区別できる視認性の高さも大切です。
常時直射日光や風雨にさらされる為対候性が高い製品です。
また、裸足での通行が予想されるため、遮熱タイプも人気が高いです。
※機能性は製品によって異なります。詳しくは商品ページをご確認ください。
幼児施設のテラス向け
幼児施設のテラスには、子供があるく場所の為ケガ防止にクッション性があり、シート表面の温度上昇も抑えるタイプが人気です。
色や柄もシンプルながらかわいらしいラインナップです。
防滑シートはこんな使い方も人気です。大型犬のいる室内で!
マンション用の防滑シートは雨で滑らないように表面がすこし凸凹しています(エンボス加工)
このエンボス加工でクッショフロアだと滑り防止の効果が弱く感じるような大型犬でも滑りにくいと口コミで人気になっています。
ワコードープロでは、過去に実際にご採用いただいた製品や、似た性能で室内でも採用しやすいデザインの防滑シートを大型犬向けとしてご紹介しております。
力のつよいワンちゃんだといたずらしてシートの端を掘る・めくってしまう..などで軽いシート系の床材の採用を迷われている場合にもおすすめです。
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気になる商品が見つかったら是非商品ページより無料サンプルのお取り寄せをご希望ください。
また、商品について質問等ございましたらお気軽にご相談ください。